秋のマインドフルネスストレス低減法8週間プログラム(お申し込み受付中)

10月31日より12月26日まで、毎週月曜19:00-21:30に、秋のマインドフルネスストレス低減法をZoomオンライン上で開催する予定です。お申し込みを受け付けております。

マインドフル・セルフ・コンパッション8週間プログラムの一般公募は、2023年1月〜3月を予定しています。

(写真は秋のマサチューセッツ州ケンブリッジ)
Continue Reading

京大病院臨床研修指導医のためのワークショップ

京都大学医学部附属病院主催「第33回京大病院臨床研修指導医のためのワークショップ」にて、特別講演「組織の安全につながるセルフケア」を担当させていただく機会をいただきました。医師の心の健やかさは患者安全や質の高い医療につながることが、研究で報告されています。

講演では、医師の心の健やかさの重要性や、マインドフルネスや自分を思いやるセルフ・コンパッションについてお伝えしました。

臨床研修指導医になるためには、7年以上の臨床経験を有し、厚労省の指針に基づく指導医養成講習会を受講することが要件となっています。医師自身のセルフケアの大切さを、本講習会で取り上げてくださった京都大学医学部附属病院の関係者の方々に深く御礼を申し上げます。

「医師自身も自分をいたわっていい」

臨床研修指導医の方々のますますのご活躍を祈念しております。

 

Continue Reading

精神科後期研修医のためのエビデンスに基づくマインドフルネスとセルフ・コンパッション連続講座

東京医科大学メンタルヘルス科 主催にて、主に精神科後期研修医を対象とした「エビデンスに基づくマインドフルネスとセルフ・コンパッション連続講座」を開催していただきました。マインドフルネスやセルフ・コンパッションの基本的な理論の習得、医療者自身のセルフケアとしての体験を2ヶ月間に渡り丁寧に重ねるとともに、臨床応用について実践的な学びを深める素晴らしい企画となりました。実現へご尽力いただいたメンタルヘルス科の関係者の皆様、ありがとうございました。

(東京医科大学病院)
Continue Reading

英国大使館・総領事館でのオンライン マインドフルネス&セルフ・コンパッション

英国大使館・総領事館の職員やご家族の方々とのオンライン マインドフルネス&セルフ・コンパッション。

心配な状況での在宅勤務やストレスが積み重なるなか、COVID-19 Japan Network Wellbeing Teamのオーガナイズのもと、毎週平日午後、お仕事の合間の30分間のマインドフルかつ思いやりのひとときをもっていただくシリーズを開催しました。

昨年は総領事館にて対面で行いながら、大使館の職員の方々とはライブ・オンラインで繋いで東京・大阪の職員の皆様とハイブリッドでご一緒していましたが、今回のシリーズでは、英国大使館・総領事館ともにオンライン。より多くの方がご自宅から参加でき、英語での開催となりました。

パソコンをみることからも離れ、

自分に立ち止まり、見つめる時間。

自分を思いやりながら、周りも思いやる。

ご家族や犬とともに、いたわりのひとときを過ごしてくださったかたもいらしたようです。

職員やご家族の方々のウェルビーイングを大切にする英国大使館・総領事館の取り組みに敬意と感謝を込めて。

 

私達マインドフルCARE®︎では、参加者の皆様の健康を第一に、自分への思いやりを通じて、他者への思いやりを大切にし、社会へ思いやりの行動をとっていく、というコンパッションの考え方やマインドフルCARE®︎の基本的指針に照らし、当面オンライン形式でのトレーニングを提供して参りますことをご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

 

 

Continue Reading

マインドフルネスストレス低減法8週間プログラム

大阪大学医学部キャンパス内でのマインドフルネスストレス低減法(Mindfulness Based Stress Reduction  MBSR)8週間プログラムを終えました。

全員の方が8週間を共に成し遂げて、皆様とセッション8を無事に迎えられたことを感謝しています。

他の参加者の方々の「完璧ではない」様子からこそ、お互いに洞察が深まり、まさに”Practice makes imperfect” マインドフルネスを練習すればするほど、自分や相手、物事が完璧ではないことを許容する力が耕されていた様子が印象的でした。MBSRのプログラムの持つ力や、心理的に安全で信頼できるグループ形式ならではの力を改めて感じました。

MBSRは普段の生活での実践や気づきこそが大切で、そこをサポートするものとして瞑想なども行ないます。

沈黙の瞑想リトリートは、秋景色の残る京都・下鴨の畳の上で静かに行ないました。ボディスキャンやマインドフル・ムーブメント、味わって歩く瞑想や、食べる瞑想、呼吸の瞑想など。木々を眺められる2階のお座敷にて。

 

オーガナイズをしていただいた阪大医学部保健学科の教員・院生の皆さま、参加してくださったみなさま、たくさんの学びをありがとうございました。MBSR8週間プログラムは7回目でしたが、初心に立ち戻り、こちらが教わることに溢れていて、最後の振り返りは感動のひとときでした。

 

Continue Reading

MBSRとMSCのどちらを先に受けようか お考え中のかたへ

マインドフルネスストレス低減法(MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(MSC)。どちらを先に受講すべき、といった決まったものはありません。ご本人の状況によって柔軟に選んでいただくことができます。

マインドフルネスや瞑想が初めての方にとっては、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)に先に参加して、マインドフルネス・気づきの土台をじっくりと耕して、ご自身がこれまであまり意識していなかった心身の習慣への気づきを深め、安定感を育んでから、マインドフル セルフ・コンパッション(MSC)に参加していただくことをすすめることがあります。これまで両方のプログラムに参加してくださった方々からも、「先にMBSRに参加しておくことでMSCの理解がより深まった」「MBSRを先に受けておきたかった」とフィードバックを受けることが多々あります。MBSRを先に受けていただく方がご本人にとって助けとなる場合もあります。

また、普段の生活や瞑想をする中で自己批判の傾向が強いと感じていたり、自分への思いやり、自分を慈しむ心にいま関心を強くお持ちだったりする場合には、MSCを受けていただくことも意味のあることです。自分が感じている苦しみと向き合う心のエクササイズも含まれるため、ご自身の現在の精神状態を見極めていただいた上で参加をしていただきます。

MBSRでは毎回のセッションでマインドフル・ムーブメント(ストレッチ程度の簡単なヨガ)をする時間があります。

両プログラム共に心理療法ではなく、グループで行う心理教育であることを理解の上、お申し込みください。ご参加にあたっては事前に選考がございます。それぞれのプログラム内容についてはこちらをご覧ください。
http://mindfulcare.jp/mindfulcompassion

MBSRとMSCを同時に両方受けることはすすめておりません。一つのプログラムの体験をじっくりと深めましょう。

Continue Reading

8週間プログラム日程のお知らせ(東京・広尾)

1年ぶりの8週間プログラムの開催。東京・広尾でのマインドフルネスストレス低減法(Mindfulness Based Stress Reduction: MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(Mindful Self-Compassion: MSC)の8週間プログラムのスケジュールが決まりました。MBSRは6期生、MSCは9期生となるみなさまとご一緒できることを心待ちにしています。
事前にご参加いただくオリエンテーション及び8週間プログラムのお申し込みを近日中に開始いたします。

オリエンテーションは、体験ワークショップを兼ねています。残席があります場合、ワークショップのみ参加の方も歓迎です。

オリエンテーションではMBSR、MSC両方のご紹介や質疑応答を行います。オリエンテーションに参加してからどちらの8週間プログラムを選択するか決めていただくことができます。

体験ワークショップ兼オリエンテーション
5月12日(日)14:00 – 17:00

8週間プログラム
日付:
6月9日(日)~(半日の瞑想リトリート含め全9日間)最終日8月4日(日)予定
時間:
MBSR:13:00-15:30(初回のみ12:45-15:30)
MSC: 16:00-18:45(全8回共通)

開催場所はいずれも「パークサイド広尾レディスクリニック」です。参加者は男女問いません。
リトリートは近郊での開催を予定しています。

詳細はこちら

お申し込み方法は事務局より追ってご案内します。

(会場写真)

 

Continue Reading

痛み Pain × 抵抗 Resistance=苦しみ Suffering

マインドフルネスのクラスの中で、「実在する痛みPain × 抵抗 Resistance = 苦しみSuffering」の話をする際におみせすることのある動画 The Fly(ハエ  by Hangin Song 2006) です。マインドフルネスの体感実践を重ねて、マインドフルネスの対ともいえる「抵抗」を手放していき、痛みが存在してつらい時にせめて自分自身への第2の矢を放たず、不必要な苦しみをふくらまさないで和らげます。

Continue Reading

ボストンでのマインドフルネス&コンパッションとの出逢い(3)

ウィパッサナー/マインドフルネス瞑想を学び続けていく中で、マインドフルネスを心理療法に応用している流れがあることを知るに至りました。

ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター(CIMC)での会を通じて、スーザン・ポラック博士(臨床心理学者)との出逢いに恵まれ、ジョン・カバットジン博士(分子生物学者、マインドフルネスストレス低減法MBSR開発者)やジャック・コーンフィールド博士(臨床心理学者)、クリストファー・ガーマー博士(臨床心理学者、マインドフル セルフ・コンパッションMSC共同開発者)も関わる、ハーバード大学の臨床心理学者らがとりまとめているThe Institute for Meditation and Psychotherapy (IMP 代表はスーザン・ポラック博士)へ。臨床心理士や精神科医として心理臨床をしている専門職に対する「マインドフルネス&心理療法」認定プログラムに入る道へとつながりました。

(マサチューセッツ州ボストン ビーコンヒル)

ハーバード大学ウェルネスセンターや、CIMC、IMPでの毎日の学びと実践を通じて、マインドフルネスは決して8週間の枠のものではないと実感しています。また、日本にすでにある智慧や思いやり、素晴らしさを強く感じています。

そのことを意識した上で、8週間の集団心理教育プログラムに応用されたマインドフルネスに基づくストレス低減法Mindfulness Based Stress Reduction(MBSR)や、マインドフル セルフ・コンパッション(マインドフルな自分への慈悲 / 自分への思いやりマインドフルネス)Mindful Self-Compassion (MSC)をその後、ゆっくりと学び始めることになりました。

 

(文・写真 Sanae Kishimoto)

Continue Reading

ボストンでのマインドフルネス&コンパッションとの出逢い(2)

受傷後は、ハーバード大学のウェルネスセンター(現 Center for Wellness and Health Promotion)のBeatriz Gonzalez Flecha博士 (ハーバード大学の生物物理学者)のマインドフルネス瞑想クラスの他、Beatriz先生の師匠、ラリー・ローゼンバーグ博士(前 ハーバード大学心理学者)が1985年に創設したケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センターCambridge Insight Meditation Center(CIMC) https://cambridgeinsight.org でヴィパッサナー瞑想をさらに深く学ぶことを選びました。

ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター CIMC(マサチューセッツ州ケンブリッジ)

私がラリー・ローゼンバーグ先生のクラスに初めて参加した時は、ラリー先生がしばらくのお休みからセンターに復帰なさった初日でした。お休みの理由は、ラリー先生も頭部外傷を負っていらしたとのこと。

ラリー先生との瞑想の中で、外傷性脳損傷を取り巻く出来事が瞑想中に鮮明に立ちのぼり、からだの感覚に集中しているため痛みはより鋭敏にやってきます。深い智慧と思いやりに満ちた、信頼するラリー先生に事の説明をし、懸念を打ち明けると、

「Sanae、立ち現れるままに、そのまま観ていなさい、直面しなさい。何が真実か。智慧wisdomと思いやりcompassionとともにclear seeingクリアに観ることに尽きる」とまっすぐに言われます。

瞑想が生易しいリラクゼーションではないことも痛感しましたし、今振り返っても、安全面やプロセス面で瞑想指導者の質の重要さを改めて実感しています。

もともとマインドフルネス瞑想を習い始めていたのは、ハーバードメディカルスクール/マサチューセッツ総合病院に勤務していた際に、私自身のプライベートでの人間関係での失敗を契機に「Non-judgmentalな心の姿勢を自分の中に育てたい」と思ったからでした。non-judgemental (私は「是非を決めつけない」と訳しています)とインターネット検索をかけると、マインドフルネス瞑想の初心者クラス、しかもハーバード大学がもっているウェルネスセンターでのクラスが出てきました。会場は、母校のハーバード公衆衛生大学院、学生時代に講義を受けていた教室です。

その後、radical acceptance(根っこからの受容)や、自分自身へのcompassion(慈悲、思いやり、コンパッション)を包容することの重要性を体感。自分自身にアクセプタンスやコンパッションを与えることで、勇気やオープンさ、温かさとともに、苦しみや悲しみ、傷に光を照らしてあげることができて、瞑想での洞察がより深まる体験を重ねることになりました。

 

(文・写真 Sanae Kishimoto)

Continue Reading