うつ病の治療に関する系統的レビュー・ネットワークメタ解析

京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野の教室が中心となってオックスフォード大学等とおこなった国際共同研究の結果が、精神科で最もインパクトファクターの高い学術誌World Psychiatry (IF 49.5)の最新号で発表されました。
成人のうつ病患者さんが、発症初期から薬物療法だけでなく心理療法を行うことの重要性を、系統的レビュー・ネットワークメタ解析をもとに報告しています。治療の最初の段階から心理療法をおこなうことで、薬物療法以上に長期的にうつ病を再発せずに治療効果を維持できうることを示した歴史的な研究。意義ある臨床のために本研究に地道で多大な労力を捧げた方々、本研究のもととなったエビデンスの質の高い81の研究の完遂に力を尽くてくださった方々、研究への参加を同意し協力してくださった1万3千人以上の患者さん、ここに至るまでの長い道のりに敬意を表します。治療のガイドラインに反映されることや、臨床現場で心理療法の重要性の理解が実際に進んでいくことを願います。
Continue Reading

京大での遠隔マインドフルネス臨床研究

京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学教室では2016年より、アトピー性皮膚炎患者さんへの遠隔オンライン・グループ形式のマインドフルネスおよびセルフ・コンパッションの臨床研究の準備をはじめ、予備試験を経て、エビデンスの質の高いランダム化比較試験を行なっています。参加協力者を募集中です。

患者さんのクオリティ・オブ・ライフ(生活・人生の質)向上につながる治療への貢献を目指し、アトピー性皮膚炎をもつ患者さんやご家族、アトピーや臨床研究、マインドフルネスを専門にする大学教員、医師、臨床心理士によるチームが実施しています。

質の高いチーム医療を行なう上で、患者さん本人の声は必要不可欠です。米国マサチューセッツ州では、臨床、教育、管理、研究のそれぞれの場面に、ご自身が患者さんやご家族としての経験のある方にアドバイザーとして入っていただく取り組みが徐々に進み、州内の全ての病院に患者・家族アドバイザリーカウンシル (Patient Family Advisory Council: PFAC)を設置することが2008年から義務づけられました。

この研究においても、患者さん本人にとってより意味のある治療を開発できる臨床研究となるよう、数名の方に患者・家族アドバイザーとしてチームに入っていただき、予備試験後に患者の視点を反映して臨床研究計画を練り直し、倫理委員会の審査を承認を得て、行なわれています。PFACの実施にあたっては、ハーバード大学の病院でPFACを共同創設し患者家族中心チームケアの文化を育ていらっしゃる Martie Carnieさんにご助言をいただきながら進められています。

詳細内容やご参加協力への申込みはこちらから。京都大学 アトピー性皮膚炎への遠隔マインドフルネス臨床研究 

Continue Reading

アトピーへの遠隔マインドフルネス臨床研究

京都大学では、アトピー性皮膚炎の患者さんに自宅から参加できるオンライン・グループ形式のマインドフルネスや自分への思いやりのプログラムを臨床研究として提供しています。18歳以上の患者さんでご関心のある方は、スマイルスタディのウェブサイトをご覧ください。

Continue Reading

アトピーへの遠隔マインドフルネス臨床研究。参加協力者募集中

京大医学研究科でのアトピーへの遠隔マインドフルネス&セルフ・コンパッション介入研究(スマイルスタディ))のご案内です。ライブ・オンラインで、週に1回90分を8回、グループで。一人になれる環境からご参加を。全セッションへの参加(振替も可)と前後のアンケートに回答協力していただきます。参加協力ご希望の方は、まずは、こちらから事前のアンケートにお答えください。アトピーでお困りの方が対象です。デュピクセント投与中の方は参加できません。お問い合わせは京都大学医学研究科健康増進・行動学教室スマイルスタディ中央事務局 info@smilestudy.jpへ。

Continue Reading