ウィパッサナー/マインドフルネス瞑想を学び続けていく中で、マインドフルネスを心理療法に応用している流れがあることを知るに至りました。
ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター(CIMC)での会を通じて、スーザン・ポラック博士(臨床心理学者)との出逢いに恵まれ、ジョン・カバットジン博士(分子生物学者、マインドフルネスストレス低減法MBSR開発者)やジャック・コーンフィールド博士(臨床心理学者)、クリストファー・ガーマー博士(臨床心理学者、マインドフル セルフ・コンパッションMSC共同開発者)も関わる、ハーバード大学の臨床心理学者らがとりまとめているThe Institute for Meditation and Psychotherapy (IMP 代表はスーザン・ポラック博士)へ。臨床心理士や精神科医として心理臨床をしている専門職に対する「マインドフルネス&心理療法」認定プログラムに入る道へとつながりました。

ハーバード大学ウェルネスセンターや、CIMC、IMPでの毎日の学びと実践を通じて、マインドフルネスは決して8週間の枠のものではないと実感しています。また、日本にすでにある智慧や思いやり、素晴らしさを強く感じています。
そのことを意識した上で、8週間の集団心理教育プログラムに応用されたマインドフルネスに基づくストレス低減法Mindfulness Based Stress Reduction(MBSR)や、マインドフル セルフ・コンパッション(マインドフルな自分への慈悲 / 自分への思いやりマインドフルネス)Mindful Self-Compassion (MSC)をその後、ゆっくりと学び始めることになりました。
(文・写真 Sanae Kishimoto)