MBSRとMSCのどちらを先に受けようか お考え中のかたへ

マインドフルネスストレス低減法(MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(MSC)。どちらを先に受講すべき、といった決まったものはありません。ご本人の状況によって柔軟に選んでいただくことができます。

マインドフルネスや瞑想が初めての方にとっては、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)に先に参加して、マインドフルネス・気づきの土台をじっくりと耕して安定感を育んでから、マインドフル セルフ・コンパッション(MSC)に参加していただくことをすすめることがあります。これまで両方のプログラムに参加してくださった方々からも、先にMBSRに参加してよかったとフィードバックを受けることが多々あります。また、MBSRを先に受けていただく方がご本人にとって助けとなる場合もあります。

また、普段の生活や瞑想をする中で自己批判の傾向が強いと感じていたり、自分への思いやり、自分を慈しむ心にいま関心を強くお持ちだったりする場合には、MSCを先に受けていただくことも意味のあることで、おすすめしています。自分が感じている苦しみと向き合う心のエクササイズも含まれるため、ご自身の現在の精神状態を見極めていただいた上で参加をしていただきます。

MBSRでは毎回のセッションでマインドフル・ムーブメント(ストレッチ程度の簡単なヨガ)をする時間があります。

両プログラム共に心理療法ではなく、グループで行う心理教育であることを理解の上、お申し込みください。ご参加にあたっては事前に選考がございます。それぞれのプログラム内容についてはこちらをご覧ください。
http://mindfulcare.jp/mindfulcompassion

MBSRとMSCを同時に両方受けることはすすめておりません。一つのプログラムの体験をじっくりと深めましょう。

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8週間プログラム日程のお知らせ(東京・広尾)

1年ぶりの8週間プログラムの開催。東京・広尾でのマインドフルネスストレス低減法(Mindfulness Based Stress Reduction: MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(Mindful Self-Compassion: MSC)の8週間プログラムのスケジュールが決まりました。MBSRは6期生、MSCは9期生となるみなさまとご一緒できることを心待ちにしています。
事前にご参加いただくオリエンテーション及び8週間プログラムのお申し込みを近日中に開始いたします。

オリエンテーションは、体験ワークショップを兼ねています。残席があります場合、ワークショップのみ参加の方も歓迎です。

オリエンテーションではMBSR、MSC両方のご紹介や質疑応答を行います。オリエンテーションに参加してからどちらの8週間プログラムを選択するか決めていただくことができます。

体験ワークショップ兼オリエンテーション
5月12日(日)14:00 – 17:00

8週間プログラム
日付:
6月9日(日)~(半日の瞑想リトリート含め全9日間)最終日8月4日(日)予定
時間:
MBSR:13:00-15:30(初回のみ12:45-15:30)
MSC: 16:00-18:45(全8回共通)

開催場所はいずれも「パークサイド広尾レディスクリニック」です。参加者は男女問いません。
リトリートは近郊での開催を予定しています。

詳細はこちら

お申し込み方法は事務局より追ってご案内します。

(会場写真)

 

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8週間プログラムのオリエンテーション5/12(日曜)に行います

マインドフルネスストレス低減法(Mindfulness Based Stress Reduction:MBSR)マインドフル セルフ・コンパッション(Mindful Self-Compassion:MSC)の8週間プログラムを6月9日(日曜午後)から東京・広尾にて開催する予定です。

事前に参加していただくオリエンテーションは5月12日(日曜午後)にパークサイド広尾レディスクリニックで行います。クリニックの診療時間外に開催します。参加者は男女問いません。詳細は追ってご案内いたします。

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8週間プログラム開催のお知らせ(東京・広尾)

2019年6月(毎週日曜・午後)から、東京・広尾でマインドフルネスストレス低減法(Mindfulness Based Stress Reduction:MBSR)とマインドフル セルフ・コンパッション(Mindful Self-Compassion:MSC)の8週間プログラムを開催する予定です。詳細は追ってお知らせいたします。5月後半頃にオリエンテーションを行う予定です。

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英国総領事館・英国大使館での職員研修を開催しました

英国総領事館・英国大使館にて、「ウェルビーイング向上のためのマインドフルネスとセルフ・コンパッション研修」を職員の皆様とご一緒しました。昨年の体験セミナーを経て、月1回の研修を2回シリーズにて。

職場でのウェルビーイング向上に熱心に取り組む職員の方とのご相談を重ねて、マインドフルネスやセルフ・コンパッションの大切さに真摯なご理解をいただき、開催の実現となりましたことを心からお礼を申し上げます。

いそがしい合間を縫ってお越し下さった職員の方々から、「わかりやすくて体にも馴染みやすかった」「体調が悪くて休もうかと思ったけれど、身体が楽になって参加してよかった」とのコメントをいただきました。ご縁に感謝。ありがとうございました。

 

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一生懸命なあなたへ ひとをケアするように自分もいたわるひとときをもちませんか?

兵庫県看護学校協議会で研修会「一生懸命なあなたへ ひとをケアするように自分もいたわるひとときをもちませんか?」を行いました。看護教育・管理に関わる立場の皆様がお越しくださいました。教育管理職に携わる方々ご自身のセルフケアは大切なこと。そして、教育管理職の立場の方が看護師や学生にそのことを伝えられることは重要なこと。

自分自身に思いやりを向けることは、自分勝手なことや弱いことではありません。自分を甘やかすことでもありません。良好な人間関係を築くことにも繋がり、立ち直る力やモチベーションがむしろ高まります。自分の中のエネルギーを枯渇させず、むしろ他者への思いやりや、誰かをケアしていく上でも必要です。

研修では、講義のほか、マインドフルネスやセルフ・コンパッションの体験をご一緒しました。兵庫県看護協会、兵庫県看護学校協議会の皆様にお礼を申し上げます。

 

(写真 佐藤浩)

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終末期医療における自己決定のために

医療従事者を対象に、患者と家族の心を支える医療のあり方の学際研究を推進する患者・家族メンタル支援学会。海と山の広がる神戸、秋晴れの日に、第4回学術総会(神戸市立医療センター中央市民病院)に参加しました。京都大学医学部附属病院 医療安全管理部 教授の松村由美先生、准教授の佐藤恵子先生のお力添えのもと、シンポジウム「自分の人生の最終段階を自分で考えたいとの願いに応えるために医療側ができることは ~終末期医療における自己決定の現状と課題~」に、岸本からは、米国医療機関勤務経験を通じ、ハーバード大学の関連病院チルドレンホスピタルボストン小児集中治療室から始まったチーム医療コミュニケーション教育プログラムの実際や、マサチューセッツ州でも始まった終末期医療に関する事前指示書の動向をシンポジストとしてご紹介。シンポジウムの最初に提議された「終末期の診療方針は誰が意思決定するのか~日本的な『患者家族中心』の意思決定の現状と問題点~」。米国の様子だけでなく日本での取り組みを知り、学び深い機会となりました。

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完璧ではない自分を受け容れる

AさんのMSCのご感想のつづきです。マインドフル セルフ・コンパッションMSCで大事にしている要素の一つ、共通の人間性(すべての人たちに共通している人間らしさ、共通の性質)は、マインドフルネスやコンパッションで大切なものの一つ。セッションを重ねるごとに共通の人間性 Common Humanityの感覚も深まり、完璧ではない自分を受け容れ、自分にも相手にもコンパッションをむけていく体感も深めてくださったAさん。8週間は苦しさを感じることもあったとのこと。それだけ直接体験を本音で深められ、勇気をもってご自身と向き合っていらしたプロセスはとても尊いものでした。

 

“私は完璧主義に陥りがちなところがあって、漠然とした不安感や焦りを常に感じていましたが、泥がついていることを「共通の人間性 Common Humanity」として理解し、「焦らなくていいよ」と思いやりを向けてあげることで、以前よりも今の自分を受けいれることができるようになってきた気がしています。

また、グループワークやリトリートの中で、「自分自身だけでなく、人にコンパッションを向けることが自分にもできる」ということを感じました。

苦しさを感じることや、若干不安定だった時期もありましたが、講師やMSC5期受講生の方々が受けいれてくださったお陰で、自分自身に嘘をつかず、逃げずにプログラムを終えることができたのだと思います。

和敬清寂、”The Guesthouse”(Rumi)、”No Mud, No Lotus” にあるように穏やかで落ち着いた心を保ちながら納得のいく人生を生きていきたいと思います

MSC8週間のプログラムは終わりましたが、これからも心を耕し、セルフ・コンパッションを育てていきたいと思います。その副産物として、自分自身や自分に関わってくれる人たちによい影響が生まれればいいなぁと思っています。”

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セルフ・コンパッションは既に自分の内側にあるもの 育めるもの

マインドフル セルフ・コンパッション(Mindful Self-Compassion MSC)8週間プログラムにお越し下さったAさん。8回のセッション(週に1回)と後半の沈黙の瞑想すべてに参加してくださいました。体験の感想を綴ってくれたBさん。Bさんとは、オリエンテーションでお会いした時から真摯でオープンな態度でMSCにお越しくださっていて、着実に変容なさっている姿が印象的でした。

お一人お一人それぞれに変容のプロセスやペースがあります。セルフ・コンパッションを自分に与えることは、苦しみと直面したり、様々な心の動きが立ち現われることもあるため、生易しいものではなかったと思いますが、「自分自身に嘘をつかず、逃げずにプログラムを終えることができた」と語るAさんの気づきや内面の強さに敬意と感謝の気持ちです。

(MSC会場 パークサイド広尾レデイスクリニック)
“普段ITサポートエンジニアとして働いていますが、ストレスから体調を崩したり、休職される方が増えてきていると感じています。自分自身にも起こりうることであり、他人事とは思えなかったため、様々な心理学に関する本を読みました。その中で「マインドフルネス」や「セルフ・コンパッション」が含まれていたので、MSCに参加する前に「セルフ・コンパッション」について、言葉としては知っていました。
ただ、本を読んだ時には、セルフ・コンパッションは「自分の内側に元々備わっていない、もしくは足りないもの」で、「専門家の方達だけができる特別なテクニック」のように捉えていました。

MSC8週間プログラムに実際に参加して、セルフ・コンパッションは、「外から得るもの 」ではなく、「もうすでに自分の内側にあるもの 」で、「育んでいくもの 」なのだということに気づきました。また、グループワークやホームプラクティスの中での体験から、「セルフ・コンパッションは育めるものなのだ 」ということを、少しずつではありますが、実感することもできました。” (一部抜粋)

マインドフル セルフ・コンパッション

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他者への思いやりへの礎・心理的安全

講師岸本の京大研究室の研究員の先生からのご縁でお会いした産業医かつ起業家の林 幹浩さん。産業医としてご活躍で、ご自身もアクセプタンス・コミット・セラピーなどを学ばれていて、マインドフルネスへの理解を深めていらっしゃるかたで、これからのますますのご活躍が楽しみです。8週間のマインドフル セルフ・コンパッションMindful Self-Compassion (MSC)に参加していただいてその感想を聴かせてくださいました。

Q: 沈黙の瞑想リトリートでの発見は?

A: リトリートでは、黙ったままで4時間、セルフ・コンパッションの瞑想を中心としたエクササイズをやりましたが、その中で私なりに大きな発見がありました。

いろいろなエクササイズの最後に、部屋の中を歩きながらラビング・カインドネスやコンパッションのメッセージを自分に対して言っていくというものがありました。

「私が幸せでありますように、私が苦しみから解放されますように」といったメッセージを心で唱えながら歩いていくように、というインストラクションがあって、そのあと最後のところで、「今部屋の中をみんなで歩いているけど、あなたの視界に入った、前にいる人に対して『あなたが幸せでありますように、あなたが苦しみから解放されますように』という風に思いましょう」というインストラクションがありました。

そのとき私にとって新鮮な発見だったのは、ずっとセルフ・コンパッションのワークをやってきて、その日の最後にそういわれたとき、非常にすっと、ストンとそういう風に思えたということです。自分へのコンパッションというプラクティスを経たことが、人へのやさしさや思いやりにとても自然につながっていったという経験をしたと言えると思います。

セッションの中でも、飛行機で酸素がなくなったときにおりてくるマスクを、まずお子さんにつけたいと思うお母さんに「まずは自分につけてください、それからお子さんに」とCAさんから指導を受けるというお話がありましたね。そのことと通じるところがあると思います。頭ではわかっていたつもりでしたが、自分の中にすとーん、とくると、ああそうなんだなと感じる経験をさせていただいたと感じています。

Q: その経験をしてみて、今いかがですか?

A: 私は、セッションを受ける前は「セルフコンパッションというのもねえ」というような印象がありました。自分に向けてっていうのがどういう意味があるのかわからないな、という状態でセッションを受け始めました。しかし、

自分に思いやりを向けて閉じてしまうということではなく、それが一つの礎というか基盤というか手掛かりのようなものとして大事なんだという感じが今はしています。

Q: セッションが進んでいく中で感じたことや発見したことは?

A: 「スージングタッチ」は思ったよりすごいなと感じました。いやぁ、そういうことをするかなぁ・・というふうに最初は思っていましたが、実際やってみると全然違いますね(笑)。

頭でどういうものかを理解するのと、自分でやってみることは違うなぁ、とあらためて感じました。

マインドフルネスは様々なことがらや思考を「受容」することを大切にしますが、これを「そうしなきゃ!」という感じではなくてやれるように、スージングタッチは、実際自然な姿勢でできるようになるための大きなヘルプになるやり方の一つなのではないかと思いました。

Q: MSCではグループでシェアする時間があります。それに対して感じこと?

A: グループでのシェアはとても大きかったと思います。同じワークをしてもそれぞれ感じ方やとらえ方はこんなに違うんだと気づく場面が多々ありました。シェアすることにウィリングな人たちと話すということがちゃんとしている場なんだなと感じられました。そういう風にファシリテートしていただいているからだと思います。

皆さん自分の中での苦しみやつらさを持っているけれど、自分にコンパッションを向けて、自分がどうつらいかということをある程度シェアしていこうとされている。サンガですね。みんながそれぞれそうしようとしていらっしゃるんだ、というところが「安心できる」場をつくっていた、心理学でいう「心理的安全性」をつくっていたのではないかと思いました。

Q: 講師に対して、こういうところがよかった、印象などあれば

A:リードの言葉のかけ方やトーン、時間の流れをつくるところなどさすがだなと思いました。

Q: 今後これからMSCを受けてみようかなと考え中の方へのメッセージをどうぞ

A:「自分への思いやり」と言葉だけで聞くと、自己満足するために何かやるのかというような印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで行うことはそうではないとやってみてわかったように思います。

自分の中で自分は大丈夫なんだということを見出していくこと、それが一つの出発点であり、礎となるようにしてゆくということなのかなと思っています。自分に閉じてしまうのではなく、その先に展開していくものだというイメージでとらえられていいのではないかと思います。

 

 

 

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