日本精神神経学会学術総会での一般シンポジウム・一般演題のお知らせ

119回日本精神神経学会学術総会(2023年6月開催) にて、一般シンポジウム「あるがままとマインドフルネスの間 -東洋と西洋の精神療法の相違-」(座長・司会 舘野 歩先生、小野 和哉先生。シンポジスト:舘野 歩先生、小野 和哉先生、藤澤 大介先生、岸本 早苗)が開催されます。

また、昨年に東京医科大学メンタルヘルス科 ご主催のもと、岸本が講師となり、主に精神科後期研修医を対象として実施いたしました「エビデンスに基づくマインドフルネスとセルフ・コンパッション連続講座」。こちらも、一般演題「精神科専門研修プログラムにおけるマインドフルネス研修の実践 」として東京医科大学病院 メンタルヘルス科、国立精神・神経医療研究センターの先生方と報告いたします。(筆頭著者 本屋敷 美奈先生、共同著者 岸本 早苗、松本 恭典先生、武藤 健太郎先生、井上 猛先生)

日本精神神経学会学術総会にご参加の方々にはお立ち寄りいただければ幸いです。

 

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「自分を思いやるレッスン」再版のお礼

「自分を思いやるレッスン〜マインドフル・セルフ・コンパッション入門」(大和書房 2021)より再版が決定しました。拙著をお読みくださった方々や、お力添えをいただいた皆さまに心からのお礼を申し上げます。人生のさまざまな瞬間に再訪していただける本となりましたらうれしく思います。

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京大病院臨床研修指導医のためのワークショップ

京都大学医学部附属病院主催「第33回京大病院臨床研修指導医のためのワークショップ」にて、特別講演「組織の安全につながるセルフケア」を担当させていただく機会をいただきました。医師の心の健やかさは患者安全や質の高い医療につながることが、研究で報告されています。

臨床研修指導医になるためには、7年以上の臨床経験を有し、厚労省の指針に基づく指導医養成講習会を受講することが要件となっています。医師自身のセルフケアの大切さを、本講習会で取り上げてくださった京都大学医学部附属病院の関係者の方々に深く御礼を申し上げます。

「医師自身も自分をいたわっていい」

臨床研修指導医の方々のますますのご活躍を祈念しております。

 

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精神科後期研修医のためのエビデンスに基づくマインドフルネスとセルフ・コンパッション連続講座

東京医科大学メンタルヘルス科 主催にて、主に精神科後期研修医を対象とした「エビデンスに基づくマインドフルネスとセルフ・コンパッション連続講座」を開催していただきました。マインドフルネスやセルフ・コンパッションの基本的な理論の習得、医療者自身のセルフケアとしての体験を2ヶ月間に渡り丁寧に重ねるとともに、マインドフルネスやセルフ・コンパッションの臨床応用について実践的な学びを深める素晴らしい企画となりました。実現へご尽力いただいたメンタルヘルス科の関係者の皆様、ありがとうございました。

(東京医科大学病院)
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川野泰周先生の特別講座

7月に川野泰周先生をお迎えして特別講座を開催します。(本イベントは終了いたしました)
日時:7月10日(日曜)13:00-15:00
場所:オンラインZoom
内容:マインドフルルネスやセルフ・コンパッションにご関心のある方を広く対象としております。
川野先生による禅とマインドフルネスのご講義
川野先生と岸本の対談
 (マインドフルネスストレス低減法やマインドフル・セルフ・コンパッションの概説を岸本が行い、
 MBSRやMSCが仏教的にどのように裏付けられるかを対談形式でお届けします)
・川野先生による座禅の指導
 

 

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医療用モバイルアプリの客観的評価スケールの日本語版開発に成功(京都大学)

所属研究室の山本先生方による研究報告が京都大学からプレスリリースされました。健康増進に貢献しうるアプリのアセスメント・開発の向上や、日本における当該分野の国際標準を維持していく上で大変意義のある研究です。

以下「最新の研究成果を知る」ページからの引用です。

「山本一道 医学研究科客員研究員、坂田昌嗣 同助教、古川壽亮 同教授らの研究グループはクイーンズランド工科大学、東京大学との共同研究として、医療用アプリの国際的な客観的評価基準である「モバイルアプリ評価スケール(MARS)」の日本語版の開発、およびその信頼性と妥当性を検証しました。

近年激増する医療用アプリの客観的評価は現状では十分に行われておらず、アプリによっては健康に害を与える可能性も指摘されており、トレーニングを受けた評価者による質的評価を行うツール開発が待たれていました。本研究では疫学・医学・心理学・社会学・システム開発・医学翻訳の専門家らにより科学的手順により日本語版評価スケールを開発し、日本で市場に出ているメンタルヘルスアプリ60個を用いて、その信頼性および妥当性を確認しました。さまざまな医療アプリの研究、開発におけるアプリのアセスメントおよびユーザーによる医療アプリの選択などに使用され、今後の指針などにも役立つと考えられます。」

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マインドフル・セルフ・コンパッション8週間プログラム

自分に立ち止まり、思いやりのまなざしで自分を見つめる冒険旅を一緒にしませんか?

(Boston,MA)

(一部変更が生じる可能性がございます)

日程:4月17日〜6月12日 毎週日曜

時間:9:00-12:00(全8回共通) リトリートのみ9:00-12:45

会場:オンライン Zoom  お一人になることができ、ビデオ通信が安定している室内環境

講師:岸本早苗 (京大マインドフルネス&コンパッション実践研究会共同発起人、臨床心理士/公認心理師、マインドフル・セルフ・コンパッション認定講師Certified Teacher、マインドフルネスストレス低減法認定講師Certified Teacher、ハーバード精神科関連The Institute for Psychotherapy and Meditation マインドフルネス&心理療法認定プログラム修了)

サイコロジカル・サポート・パーソン:上床輝久(京都大学医学部附属病院 精神科神経科 助教、精神科専門医・精神科指導医、認定産業医、京大マインドフルネス&コンパッション研究会共同発起人)

ご自身の心を探検する体験型のプログラムです。マインドフルネスやセルフ・コンパッション初心者のかた、歓迎です。

(Kyoto, Japan)
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金剛出版主催「対人援助職へのセルフ・コンパッションオンライン1日講座」

3月26日(土曜)10:00-16:00(12:00-13:00休憩)に金剛出版主催で、石村郁夫先生とのセルフ・コンパッションオンライン1日講座が開催されます。対人援助職の方が対象です。公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の定める臨床心理士資格更新ポイントを取得予定とのこと。詳細のご案内やお申し込みはこちらをご覧ください

講師
石村郁夫(東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科准教授)
岸本早苗(京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学分野客員研究員)

講義概要
石村先生によるCFT(コンパッション・フォーカスト・セラピー)と岸本先生によるMSC(マインドフル・セルフ・コンパッション)の一部を紹介する一日講座。対人援助職の方(公認心理師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、看護師、教育領域等)を対象といたします。ご自身の体験的学びのためのご参加をお願いいたします。

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医学書院主催・無料オンラインイベント「セルフ・コンパッション―リーダーが自分を思いやることで組織が豊かになる」

一昨年に医学書院「看護管理」で監修・執筆させていただいた特集号「セルフ・コンパッション リーダーが自分を思いやることで組織が豊かになる」。読者参加型オンラインイベント(無料)が今月22日に開催されます。看護職、医療職のかたのみご参加可能です。
**以下、医学書院からのお知らせです。お問い合わせは,医学書院『看護管理』編集室(電話03-3817-5777,メールkangokanri@igaku-shoin.co.jp)までお願いします(平日9:00-17:00)**
今の看護組織のマネジメントに関連するさまざまなトピックを取り上げ,講師によるレクチャー形式による知見の共有(Share)と,そのトピックに関する参加者間の対話(Dialogue)で,プログラムを構成します。毎月,開催し,ダイジェスト記事として『看護管理』誌にも掲載します。
第4回は,日本の急性期病院や米国・ハーバード大学の関連病院で,医療の質管理に従事され,現在はマインドフルネスやセルフ・コンパッションの実践や普及活動をされている岸本早苗先生を講師にお迎えします。
セルフ・コンパッションが個人と組織に寄与する効果,エビデンスなどをお伝えするとともに,自分を労わり,大切にするためのワークを体験していただきます。土曜日のひととき,ぜひご参加ください。

◎テーマ 「セルフ・コンパッション―リーダーが自分を思いやることで組織が豊かになる」
◎講師 岸本早苗先生(公認心理師/京大マインドフルネス&セルフ・コンパッション研究会共同発起人/病院アドバイザー)
◎日時 2022年1月22日(土)10:30~12:00(予定)
◎プログラム(予定)
・オープニング
・岸本先生から「セルフ・コンパッション」に関するレクチャー(約25分)
(セルフ・コンパッションとは,マインドフルネスとの関連,研究知見,個人と組織に与える効果)
・自分をいたわる体験1「スージングタッチ」「セルフコンパッションブレイクの3要素」
・小グループで体験を分かち合うダイアログセッション
・自分をいたわる体験2「one for me, one for you」
・全体シェア,瞑想
・クロージング

◎対象 看護管理者(看護部長,副看護部長,看護師長,主任/副看護師長,リーダー)をはじめとする看護職の方
◎定員 40名
◎申込方法 googleフォームからお申し込みください。
なお,参加者や講師との対話をお楽しみいただく企画のコンセプトから,カメラオンでのご参加をお願いいたします。
◎応募締切 2022年1月20日(木)正午
◎主催 医学書院『看護管理』編集室
◎ファシリテーター・運営協力 Be-Nature School

お問い合わせは,医学書院『看護管理』編集室(電話03-3817-5777,メールkangokanri@igaku-shoin.co.jp)まで(平日9:00-17:00)。
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